お疲れ様です!SHU(@SHU_FireQuest)です!
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この記事では以下の内容について書いています。
- せどりでAmazonの出品価格が下がった時の対処方法
- 待つか損切するかの判断基準
- 値下がりしやすい商品の見極め方
リサーチした時は利益が出る商品だったのに、仕入れてAmazonに出品するころには価格が下がって赤字ラインに…なんて経験は初心者せどらーはみんなすると思います。
その時に「自分も追いかけて赤字でも売りさばくのか」「価格が戻るのを待っていた方がいいのか」といった判断が必要になってきますが、初心者のうちは難しいですよね。
今回はそんな値下げマンに巻き込まれてしまった時にどう判断すればいいかの基準を紹介していこうと思います。
結論:需要と供給で判断しよう
出品者数と回転数を見る
シンプルで確実な判断基準は「出品者数・在庫数」と「回転数」を見るということです。
商品の価格は需要と供給で決まりますから、需要>供給になれば価格は上がりますし逆なら値下がりしていくわけです。
Amazonでの販売に置き換えると
- 出品者数・在庫数=供給
- 回転数=需要
と考えることができます。
有料ツールになりますが「セラースケット」や「keepa」があれば出品者数の推移や商品の回転数が見れるので、SHUはそこで需給を判断しています。
▼せどり有料ツールの解説記事
赤字でも売り切った方がいいケース
まず赤字でも売り切ってしまった方がいい例題として上記の商品で考えてみたいと思います。
例えばこの商品を自分が1470円で売っていて、それ以上価格が下がると赤字となってしまう場合。
現在のカート価格は1330円で、Amazonポイントが27ポイントつくので実質1303円です。この商品は自分の希望価格である1470円に戻るでしょうか?
最初に商品の需要(=回転数)を確認します。
セラースケットを入れると上記画像のように回転数が確認できますが、この商品は月に36個売れるようです。需要はそれなりにあって、最安値で出品すれば普通に売れる商品です。
次に供給側(=出品者数・在庫数)を見ます。
出品者一覧を開くとこの商品を売っている出品者が出てきます。keepaが入っていると在庫数も一緒に確認できて便利です。
この商品は全部で16人の出品者がいて、自分が売りたい1470円より下の価格で売っている人は6人、在庫数は101個でした。
まとめると
- 月に36個売れる
- 1470円に戻るには101個売れる必要がある
ということになります。単純計算しても全部売れるまで3か月かかりますし、その間にまた出品者が増える可能性もあり、実際はもっと時間がかかるでしょう。
そう考えると1470円に戻ってくる確率は低く、3か月以上も資金を拘束されるのであれば早々に損切りして別の商品に資金を回した方がいいという判断が賢明です。
価格の戻りを待つ方がいいケース
次に価格を下げずに戻ってくるのを待つ方がいいケースを上記商品を例に考えます。
この商品を自分は1450円で売っていて、ちょっと下がって現在カート価格の1418円になってしまったという場合。
まず先ほどと同様に需要(=回転数)を確認します。
月に84個も売れるということで回転はかなり高い商品であると言えます。
このレベルだと最安値で出せばその日のうちにでも売れるくらい需要のある商品です。
次に供給側(=出品者数・在庫数)を見ます。
全体の出品者数は21人ということでまぁまぁ多いですが、自分の希望価格である1450円以下で売っている人は2人しかいませんし在庫数も15個です。
まとめると
- 月に84個売れる
- 1450円に戻るには15個売れる必要がある
単純計算で一週間かからずに1450円以下の在庫は枯れ、価格が戻ってくると推測できます。
これなら「よほど資金がギリギリで早く回収したい」とかの事情がない限り、戻ってくるのを待った方がいいですよね?
こんな感じで損切りするか待つか判断する際は「需要と供給」を見て考えるのがおススメです!
仕入れ判断が間違っていないか
値下がりに巻き込まれた場合、そもそもの仕入れ判断を間違えていたという可能性もあります。
値下がりするかどうかはある程度事前に見極めることができるので、その基準を知っておけばリスクを最小限にすることができます。
リサーチ時に高値ではなかったか
keepaが入っていると上記画像のように価格やランキングの推移が確認できます。
そもそも画像の赤丸の時に「利益出るじゃん!」と仕入れてしまった人はもっとリサーチ力を磨く必要があります。
価格の推移を見る限り赤丸の箇所は高値で、どちらかというと一段下の価格が平常時の価格に見えますよね。
価格が高値だと「利益出るじゃん!」と考える初心者が多く仕入れるため今後は出品者が増える可能性が高いです。
そうすると供給>需要になって画像の一段下の価格帯に落ちるでしょう…
赤丸のラインで仕入れて「また価格が戻ってくるかな…」と悩むのは完全に仕入れ判断ミスなので、早々に損切りして次に活かした方がいいですね!
出品者が増加傾向になかったか
keepaが入っていると出品者数の推移も確認することができ、ここも仕入れ前にチェックしてほしい項目となります。
画像一番下のグラフが出品者数の推移なんですが、じわじわと増えてきていますよね。
結果的に上記商品は供給過多となり価格が暴落するという最悪のケースになっています。
出品者が右肩上がりに増加して減っていかないということは需要(=回転数)が追い付いていないということなので、ここに自分も参入するのは賢い判断ではありません。
値下がりしにくい商品を見極める
ツールで見つけられる商品はNG
Twitterとかネットでせどりについて検索すると「利益商品配信」とか「万能リサーチツール」みたいな楽して商品が見つかる系の案件を多く見かけます。
結論から言うとこの手のツールで見つけた商品はほぼ間違いなく価格が下がって利益が出なくなりますので気を付けましょう。
まぁ普通に考えればわかることですが、簡単に見つかるということはそれだけ参入するライバルが多くなるということで、供給>需要になりやすいというわけです。
ツールでは見つけられないような商品とか、人が面倒くさがってやりたがらないリサーチで見つけた商品はライバルが増えにくいため長く利益を取ることができるのです。
せどりコンサルにて泥臭いリサーチ法を伝授
最後はちょっと宣伝ですが、ツールでは見つけられないリサーチ法についてはSHUが企画している電脳せどりコンサル「どこでもせどり」で伝授しています。
泥臭いリサーチのため最初は時間がかかりますし正直面倒ですが、そこで見つけた商品は資産となり長くリピートしていくことが可能になります。
またそういった値下がりしにくい商品を見つけるスキルは一度身につけば一生モノになります。
コンサルの概要については以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
▼どこでもせどりの解説記事
まとめ
- 値下がりしたら「需要と供給」で判断
- そもそも仕入れ判断を間違えないことが大事
- 値下がりしづらい商品を仕入れるスキルを身につけよう
せどりというビジネスはリサーチから仕入れ、梱包や発送まで泥臭い作業の繰り返しです。
ただその積み重ねが資産となって、商品リストも貯まってくればどんどん楽になっていきます。
この記事で紹介したスキルを身につければ価格が下がっても無駄に安売りすることもなくなりますし、「今は利益出ないけどちょっと寝かせれば利益が出るから仕入れておくか」みたいな判断もできるようになります。
あなたのせどりスキルの向上に役立てば幸いです!
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